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2009-01-14 Wed 19:33
音楽の楽しみ方、今回は「奏でる」ことについてです。
ギター・ベース・ドラム・キーボードなどのLM楽器に限らず、およそ楽器と名のつくものを演奏するプレイヤーにとって、他人に演奏を聴いてもらうということは大きな目標の一つです。よく「楽器で表現する」と言いますが、自分のプレイ(=表現)を観て聴いてもらうことがプレイヤーの喜び。それに共感してもらえたなら、まさにプレイヤー冥利に尽きるというヤツですね。 ただしライブほど大げさなものでなく家族や友人の前でさえ、やはり緊張するものです。緊張がミスを呼び、ミスにますます緊張する・・・。緊張の原因は「失敗したらどうしよう」という不安です。不安を無くすためには練習あるのみですが、ここでちょっと考えてみて下さい。 「表現したものが伝わる」ということと「巧いプレイ」は果たして同意語でしょうか? 極端な例になりますが、 A:難しい曲を、難しい顔で完璧に演奏しているバンド B:演奏は下手っぴながら、ノリと勢いがあるバンド どちらのライブを「もう一度観たい」と思うでしょうか? 私は迷わずBを選びます。演奏テクニックは練習で伸びるものですから、Bはもっともっと巧くなる余地があります。そしてノリと勢いのあるステージングから元気や笑顔をもらえたとしたら、それは立派に「表現が伝わった」ことになります。 長々書いていますが何を言いたいかといいますと「巧いにこしたことはないが、ただ巧ければ良いというわけではない」ということ。プレイヤーがテクニックを追求するあまり、演奏曲の世界感を表現しきれていなければ伝わりません。では表現するにはどうしたら良いのでしょう? そもそも表現ってなんでしょう? オーディエンスに何を伝えられるか。何を伝えたいか。 愛・怒り・悲しみ・楽しさ。プレイヤーが表現したいものをぶつければ良いと思います。そこに正解/不正解はありません。色々な曲があって良いと思いますし、ステージを通して一つのテーマがあっても良いと思います。もちろんオリジナルではなく、カバーだって良いと思いますよ。そのアーティストが好きで、その世界観を自分なりに真似して表現するのですから。 一生懸命練習して、人前でどんどんプレイしましょう。少しくらいのミスなんて気にせずに。よっぽど派手な失敗でない限り、アナタが気にするほどオーディエンスは気にしていませんよ。それよりも表現していきましょうよ。いま伝えたいことを、音楽というカタチにして。 |

